
ただの糖反射を超えて「胃の糖化」状態にある場合、
急激なタンパク質の摂取は胃痛(胃が重くなる)の原因になります。
中途半端な糖質制限をして失敗し、その後アンチになる人が多いという文面も多々目にしましたが
そういった方を増やすキッカケになりかねませんので
詳細を書かせていただきたいと思います。
胃はたんぱく質で出来ているので、
糖質による「糖化反応」によって劣化していきます。
タンパク質で出来ているということは、
弱くなった胃を回復させるには「タンパク質」が必要という事になります。
髪、爪、筋肉、骨・・・などなど
体はあらゆる面がタンパク質でできているので、
劣化した際
爪が割れやすくなったり
筋肉が落ちたり
割と分かりやすく症状として現れます。
胃の場合は、
タンパク質や脂質を受け付けない、でも原因になった糖質はいくらでも食べられるという現象が起こります。
これが「胃の糖化」の特徴です。
ちなみに「胃下垂」は重度の糖化ですが、
糖化がおさまっても胃下垂は治りにくいそうです。
上記をまとめると
「糖化」と「タンパク質不足」によって、肉や脂が食べられなくなるという悪循環に陥っているパターンが多いようです。
多くの人が
胃が糖化しているという事に気付かず、
胃に問題があるとは思わず食材に問題があると思いがちです。
私の場合、
少しでも胃が重くなるとグルタミンと消化酵素を摂取しています。
これで胃の重さは解消されるため、
継続できています。
糖化について書かれているブログで、
およそ一ヶ月半~二ヵ月ぐらいでタンパク質摂取の際の胃の重みが無くなったとありました。
私自身も、
二ヵ月目当たりでようやく、といったところです。
しかし、それでも消化酵素とグルタミンは手放せません。
普通に胃が重くならずにお肉が食べられるようになるまで、数年かかる方もいらっしゃるとの事です。
それだけタンパク質不足、という事になります。
tomo